配管工の仕事内容は?
2024.10.18
配管工の仕事内容は多岐にわたります。
配管工事を行う際には、事前に現場を調査することから始めます。現場の調査をもとに、新しい建物や施設に必要な配管の設計図の作成を行いますが、その際には配管のルート、サイズ、材質、接続方法などが検討されます。
PVC、銅、鋼など使用する配管材などの材料を選定し、必要な材料の調達を行います。
設計図に基づき、パイプをカットして接続し、必要に応じて曲げる作業を行うなど配管を取り付けます。配管工事と併せて給水設備や排水設備、暖房設備などの機器を取り付ける作業も行います。溶接やねじ込みなどの技術を駆使して、配管同士を接続し、バルブやフィッティングを取り付けます。
配管工事を終えたら、配管が正しく設置されているかを確認するため、水圧をかけて漏れがないかを確認するなど、漏れのテストを実施します。
配管工として、既存の配管システムの点検や修理を行うこともあります。定期点検では、既存の配管システムの劣化や損傷がないかを確認します。故障や漏れが発生した際には、パイプの交換や補修など、迅速に修理作業を行います。
配管工の仕事は、設計から施工、メンテナンスまで幅広い作業があるのが特徴で、高度な技術や知識が求められるため、資格や経験が重要となりますが、未経験者でも始めやすい職種でもあります。